減塩は高血圧に効くか?!
先日開催した「たまなの薬膳講座」の中で、吉村先生が「お塩」についても時間を割いてお話しをしてくださいました。
すっかり高血圧の犯人のように悪者にされているお塩ですが、もともと塩分によって血圧が上がる人(塩分感受性)と上がらない人(非塩分感受性)がいて、日本人の8割は上がらない人なので、そもそも塩=高血圧という考え方自体がナンセンスなのだそうです。
それよりも、減塩で身体に必要な栄養素であるナトリウムが不足することによるデメリットの方が多く、高齢者の中にはナトリウム不足で咽喉の渇きを感じにくくなり、脱水症状に陥ってしまう人も多いそうです。
高齢者が高血圧になるのは、健康な人でも加齢により血管周辺の筋肉が衰えるので、血管のポンプ機能を補完するために、心臓がより高い圧力で血液を送り出そうと働くためだそうです。
そしてお塩選びも大切だと、長崎雲仙の塩の宝石を事例に説明してくださいました。
摂り過ぎた塩分を排出してくれるカリウムや、血管のポンプ機能を助けるマグネシウムとカルシウムが豊富にバランスよく含んだ天然塩や岩塩がのぞましいとのこと。
ナトリウムの単独摂取になる食卓塩(精製塩)はNGです!
とは言え、市販されているお塩の裏ラベルを見ても、どのお塩が良いのか、なかなかわかりにくいですよね。
そんな方のために、たまな商店では、薬学博士の吉村先生にも太鼓判をいただいた天然塩・塩の宝石をはじめ、人と大地に優しい天然塩を、どんどん紹介していく予定です。
▽たまな商店のおすすめのお塩
https://tamana-shop.jp/category/item/seasoning/shio/